服部良一14歳の日記 〜大正11年〜

良一の遺した数々の資料の中に、表紙も失われ綴じ糸もほつれた日記帳がある。文庫本サイズの小振りな日記帳、大正11年 良一14才の日記帳だ。

この年良一は8年間学んだ東平野尋常高等小学校を卒業、大阪実践商業の夜間部に通いながら山本商店と言う綿花商に住み込みで働く事となる、初めて経験する社会人としての日々、そんな一年間の日記が綴られてている。

当時の学制では小学校6年を終えると2年間の尋常高等小学校に進む、その8年間が義務教育であった。成績も良く生活に余裕のある家庭では小学校6年終了後、中学校、高等学校、大学と進学する道を選択出来るのだが、苦しい家計の中、良一にとってはは尋常高等科に進む以外の選択はなかった。優等生だった良一にとっては無念の選択であったことだろう。音楽の道への第一歩となる出雲屋少年音楽隊に入団する一年前の事である。

1月1日より1月6日までは何故かページが破られている。

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大正11年1月
後半を追加しました。


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